年金生活者支援給付金はどんな人が受け取れるのか。

年金生活支援給付金は、公的年金等の収入やその他の所得額が一定基準額以下の年金受給者の生活を支援するために、年金に上乗せして支給されるものです。

支給要件等概要は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
1老齢年金生活者支援給付金

①６５歳以上の老齢基礎年金の受給者であること

②前年の公的年金の収入金額と前年の所得の合計額が所得基準額（令和5年度は約77万8，900円）以下であること

③同一世帯の全員が市町村民税非課税であること
　　         　　　　　　　　　　　　　　　　 
2補足的老齢年金生活者支援給付金

①老齢年金生活者支援給付金の所得要件を満たさないものであっても前年の公的年金の収入金額と前年の所得の合計額が一定以下（令和5年度は約87万8，900円）であること

3障害年金生活支援給付金

①障害基礎年金の受給者であること

②前年の所得が472万1000円以下であること（扶養家族の人数によって変動あり）　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
4遺族基礎年金生活者支援給付金

①遺族基礎年金の受給者であること

②前年の所得が472万1000円以下であること（扶養家族の人数によって変動あり）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
給付額は

1老齢年金生活者支援給付金、2補足的老齢年金生活者支援給付金については保険料の納付期間等や所得に応じて異なります。　　　　　　　　　　　　　　
3障害年金生活支援給付金については、障害等級が1級の方は月額6,638円、2級の方は月額5,310円

4遺族基礎年金生活者支援給付金については月額5,310円（ただし2人以上の子のみが受給している場合は5,310円を当該子の数で割った額）